KYCコンサルティング株式会社様
ご協力:代表取締役社長 飛内 尚正様
ご利用サービス:データ入力
URL:https://www.kycc.co.jp/
日本に健全な経済取引を実現するため、KYC・コンプライアンスに特化したリスクマネジメント事業の展開を行っている
KYCコンサルティング株式会社様。当社のデータ入力サービスをご利用いただいております。
今回は、元海上自衛隊幹部自衛官と特殊な経歴をお持ちの代表取締役社長、飛内様に当社の導入背景や今後の展望などをお聞きしました。
―はじめに、貴社についてお聞かせください。
飛内様:法人様向けにコンプライアンスデータベースの提供を行っております。取引先や取引先関係者の精査などが非常に重要になってきている情報社会の中で、従来のやり方ではスピードやコスト的に追いていくことが難しくなってきました。弊社は、全て労働集約型で人手がやっていたものをデジタルに置き換えて、かつ厳密なチェックを行うといったソリューションを提供している会社です。
安心の日本クオリティに大満足
―外注を検討される背景として、貴社が抱えていた課題を教えてください。
飛内様:弊社は大学と共同研究・開発などを行いながら、より高いレベルを目指してAI開発に力を入れていますが、やはり現実的にまだAIが対応しきれていない部分が存在しています。お客様に提供するデータは誤りがあってはいけないですし、誤った情報があった場合、利用していただいた企業様の利益を大きく損なう可能性もありますので、機械でカバーしきれなかい部分は、人の目で確認や修正する必要がありました。膨大な
データベースに存在する、細かい誤りの発見と修正を、社内のリソースで解消できないことが課題でした。今後は徐々に少なくなる可能性はありますが、現時点でAIが見つけ切らないものが残っているので、そこを信頼できる会社さんにお願いする必要があり、外注を検討していました。
―PTWベトナム決定の決め⼿は何ですか。海外の企業を使われることに抵抗はなかったでしょうか。
飛内様:御社にお仕事を依頼する前に、ベトナム以外の海外の会社さんや、ベトナム国内の会社さんとも開発をしていたので、海外の会社自体には抵抗はありませんでした。ただ、今まで依頼していた会社さんとは、コミュニケーションの面で一緒に仕事をしていくのが難しいと感じることがあり、しっかりとしたコミュニケーションが取れる会社さんを探しておりました。御社は、親会社が日本にあり、マネジメントの方法が日本式だということと、窓口が日本人ということで、とても安心感があったことが大きな決め手となりました。
―実際に当社を使われてみてどうでしょうか。
飛内様:クオリティはもう大変満足しています。時々、国内の会社と取引しているのではないかというような錯覚に陥ることがあります。
請求書を見てベトナムの会社だったと思い出すくらい、ベトナムに仕事をお任せしている感覚がありません(笑)
―導入後、変化や良かった点は何かありますか。
飛内様:御社にお願いするまでは社内のリソースを使っていましたが、御社に業務をお願いすることによって、劇的に作業効率が上がり、
社員がコア業務に集中できるようになりました。
日本と親和性が高いベトナムだからできること
―当社メンバーとのエピソードで、印象に残っている事を教えてください。
飛内様:弊社の業務に関わっていただいているPTWベトナムの皆さんは、とてもフレンドリーで、対応も非常に丁寧なところが印象的ですね。お国柄なのか、他の国の会社さんだと納期や工程が遅れていてもあまり気にしていないことが多いのですが、周りから聞いてもベトナムの会社さんは遅れがないです。弊社の業務を管理していただいている日本人管理者の方も、必ず定期的に業務報告をしていただくので、安心感が非常にあります。現場からも総じて同じ意見をもらっています。
―今後、PTWベトナムに期待していることを教えてください。
飛内様:お話した業務を継続的にお受けいただけているのは、非常にありがたいと思っています。新規で立ち上げた案件を見ていても、特に御社の研修や教育には感心させられる部分が非常に多いので、今後も続けていただきたいなと思います。弊社も今後業務拡大していく予定なので、
時折弊社の無茶振りにも付き合っていただきながら、より広範囲で協力していけると嬉しいです。
―本日はお忙しい中、長時間にわたりご協力いただき、ありがとうございました。